結露について;そのメカニズム

何故結露が発生するのか?

◆屋根の構造は、下から;
  コンパネ(下地)、ルーフィング(防水材)、仕上げ材( 瓦、スレート、ガルバリウム鋼板など)など普通の家
  の屋根はこの3層の基本構造になっているはずです。

  結露のできる訳1

結露ができる仕組み:   結露は、温度差のあるところに湿った暖気があるとできものです。図1では、例えば冬、暖房の湿った暖気
  が、天井を抜け部屋から小屋裏にあがり、防水シートまできます。防水シートは、空気を水分を通さないの
  でここで冷やされた屋根材、防水シートに出会い、コンパネ上に水滴ができます。 これが結露です。

  結露は、木材であるコンパネを加水分解し、悪いとカビ、微生物によって腐敗が始まります。 コンパネが柔
  らかくなり、やがて屋根材を支えきれなくなります。 雨漏りの原因にもなりえます。屋根材からの雨漏りと
  思っていたが、調べてみるとこの結露だったということもあります。 結露が溜り、天井にしずくが落ちて雨
  漏りのように天井を濡らします。

結露の防止対策

◆結露を防ぐ対策は、3つ
   1: 湿った暖気を逃がす。 小屋裏に暖気を滞留させない
   2: 屋根材に近いところで断熱し冷えた屋根材と暖気を遮断する
   3: 暖気を小屋裏に入れない

  主にこの3つですが、これらの全てを実施すれば、完璧な結露対策です。しかし、根本的な対策は、暖気を
  小屋裏、天井裏にいれない,入ったら必ず暖気を屋外に出すといった方法が最も効果のある方法です。

  ですからまず、費用のあまりかからない1の方法である換気棟をつくり、小屋裏に入ってしまった、湿った
  暖気を逃がすことです。換気棟は私は必須と思っています。

  そして天井で暖気をシャットアウトする天井断熱方法です。これは屋根の施工の後からでも施工ができます
  ので、お金はかかりますが(¥2500/㎡ぐらい)かなり効果のある方法です。

  天井で断熱すると、小屋裏(天井裏)は、部屋と遮断され、換気口があるので外気と同じ環境(温度・湿度)
  になり、屋根面での内と外で温度差・湿度差がほぼなくなりますので、結露は発生しません。また壁、柱の
  隙間から天井裏に入り込んだ湿った暖気が漏れてきても、換気口から逃がしてやることができます。

  小屋裏の換気をするだけで、結露対策になりますが、冬、部屋を温めた暖気も逃してしまうため、熱効率が
  良くないです。結露はできませんが、暖房費の浪費になってしまいます。ですので、結露対策、断熱対策の
  両方を考えたとき、この天井断熱は、一石二鳥の優れた断熱・結露対策なのです。

  結露対策、天井断熱

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