ジンカリウム鋼板とは? 自然石粒付鋼板とは?

ジンカリウム鋼板と自然石粒付鋼板とは何か?
ジンカリウム鋼板の屋根サンプル


  ジンカリウム鋼板と自然石粒付鋼板(自然石粒化粧鋼板とも言う)は本来違うものです。ジンカリウムとは
  ガルバリウム鋼板を開発したベツレヘムスチール社と、BHP社(米国)が更に耐用年数の長い鋼板をと
  共同開発したメッキ鋼板が、ジンカリウム鋼板、この鋼板を屋根用に細かい石、砂を表面にコーティング
  したものが、自然石粒付鋼板です。

ジンカリウム鋼板;組成と耐用年数の実験
  ジンカリウム鋼板とガルバリウム鋼板とで大きく違うのは、メッキ層の組成です。メッキの層は見た目の
  違いはないのですが、違うのはそのメッキの中身・組成です:

  ガルバリウム鋼板のメッキ層は;
    Al + Zn + Si の比率が、 55.0%+43.4%+ 1.6%の割合です。

  自然石粒付鋼板のメッキ層は;
    Al + Zn + Si の比率が、 55.0%+43.5%+ 1.5%の割合です
  たった0.1%の違いですが、その効果は大変なものがあります。
  下の写真をご覧頂きます。ある条件下でのガルバリウム鋼板とジンカリウム鋼板の腐食・耐久試験の様子で
  す。それぞれ 500時間後、2000時間後(83日)の各表面の劣化の様子を示しています。
ジンカリウム鋼板 VS ガルバリウム鋼板

  ジンカリウム鋼板が、83日後もほとんど変化がないに対して、ガルバリウム鋼板はすでにかなりの錆・腐食
  を起こしています。計算上では、ジンカリウム鋼板は、ガルバリウム鋼板に対して約3倍の耐用年数がある
  ことになります。 このジンカリウム鋼板を使って自然石粒付鋼板を製作しています。

参考:複合サイクル試験:
  A:塩水噴霧(35度の温度で、5%の食塩水(海水は3.5%)連続2時間

  B:乾燥試験(60度の温度、湿度20-30%) 4時間

  C:湿度試験(50度の温度で湿度95%)の環境に2時間

  ”A-B-C” のサイクルで、サイクル毎、約8時間、このサイクルを何時間、何サイクル実施したかで、その
  最終の状態で腐食、対環境性能を評価・考察します。

  この複合サイクル試験方法(促進試験)は、 鋼板の寿命・耐用年数を測る方法のひとつで、鋼板の環境試験
  を10年、20年もできないので、時間を短くして厳しい条件の環境を与えて、測定する方法です。
  しかし、僅か 0.1%の成分の違いが、こんなに明確に耐用年数に現れるとは、正直驚きです。ガルバリウム鋼
  板の方は、500時間後には、メッキ層の傷みが激しく、赤錆が現れています。赤錆とは鉄の酸化・サビなので
  メッキ層の劣化が著しいことが見て取れます。ガルバリウム鋼板のほうで 2000時間後のものは、メッキ
  層がほぼ完全になくなっています。ジンカリウム鋼板の対環境性、耐用年数に対する優位性は確かなようです。

自然石粒付鋼板の組成
自然石粒付鋼板の組成

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